始めてのファミリーキャンプは、どういうキャンプ場を選んだら良いのか判断しづらいのではないでしょうか。
初心者ファミリーキャンパーの我が家がファミリーキャンプに行く際、キャンプ場選びで気をつけている点を紹介します。
ファミリーキャンパーにおけるキャンプ場選びのポイント
ソロキャンプであれば気にすることはほとんどなくとも、子連れのファミリーキャンプともなると、配偶者と子供のことを考えたキャンプ場選びが需要です。
といっても、色々考えすぎたり、準備に時間をかけすぎてしまい、”キャンプは大変”となると本末転倒です。
ここでは、初めてのキャンプで最低限押さえておくべきことに抜粋して紹介しますので、2回目以降は取捨選択してみてください。
優先度 | キャンプ場選びのポイント |
---|---|
◎ | トイレ・シャワー・洗い場などの水回りがキレイか。 |
◎ | 遊具・川など子供が遊べるポイントがあるか。 |
◎ | ファミリーキャンパーが多いキャンプ場か。 |
◎ | 備品のレンタルや販売は充実しているか。 |
◎ | 日中はスタッフが常駐しているか。 |
◎ | フリーサイトではなく、区画サイト(隣との区切りが明確になっている)か。 |
○ | 自宅からキャンプ場まで遠すぎない(片道2時間以内)か。 |
○ | 近隣にスーパー、コンビニなど日用品が購入できる場所があるか。 |
○ | テントサイト(スペース)と駐車スペースが遠くないか(オートサイトか)。 |
キャンプ場選びのポイント【優先度◎編】
トイレ・シャワー・洗い場などの水回りがキレイか。
ファミリーキャンプにとって水回りの清掃が行き届いてキレイであるかはとても重要です。
子供をトイレに何度も連れて行くこともあるのでトイレを利用する頻度は多いです。また、シャワー室の床がとても濡れていたりするので、キレイではないところだととても衛生面が心配になります。
そのため、水回りがキレイどうかは事前に確認をしておきましょう。
また、無料施設は有料施設と比較し、清掃頻度が少なかったりしますので無法地帯化している可能性もあります。
初心者ファミリーキャンパーは、ここはケチる部分ではないと考え、お金をかけてでも有料キャンプ場を選びましょう。
遊具・川など子供が遊べるポイントがあるか。
ファミリーキャンプを継続していくためには、子供自身が”楽しいイベント”と感じてくれることが大切になってきます。
そのため、キャンプ場またはキャンプ場の近くに遊具や川遊びができるスポットがあったほうが良いです。理想はキャンプ場内にそれらのスポットがあることです。キャンプ場内にあれば、当日の午後と翌日の午前に遊ぶこともできますので子供にとって良い思い出になるでしょう。
万が一、そういったスポットがない場合、我が家では虫や植物の図鑑とトイカメラを持参しています。
キャンプ場はどこも自然にあふれている環境ですので、図鑑とカメラを持ってキャンプ場内を散歩するだけでも、なかなか大自然に触れる機会が少ないためか子どもたちもとても楽しんでくれています。
ファミリーキャンパーが多いキャンプ場か。
家族連れのファミリーキャンパーが多いキャンプ場かどうかは、初心者ファミリーキャンパーにとって、「周りに気を使う必要があるかどうか/周りの目を気にする必要があるかどうか」に関わってきます。
ソロキャンプを楽しんでいる方もいる中では、「子供たちの声や行動を気にしてしまう」となると素直に楽しむことができません。周りがファミリーキャンパーであれば比較的、同じ境遇にあるため、周りの方々も子どもたちの声や行動はそこまで気にしない(気にしてられないが正しいかもしれません)でしょう。
そのため、ファミリーキャンパーが多いかどうかは重要です。
「ファミリー向けです」とサイトに記載されていたり、キャンプサイトの口コミのようなものを事前にチェックし、ファミリーキャンパーが多そうかどうか確認することをおすすめします。
備品のレンタルや販売は充実しているか。
当日、キャンプ場に付いたら「食事に使う箸やスプーンが不足していた」「トングを忘れてしまった」などということもあります。その際、備品のレンタルや販売をしている売店があり、いざというときにレンタルまたは購入できれば、初心者ファミリーキャンパーにとって頼もしいものになります。
また、基本的には薪はキャンプ場で販売しているところがほとんどですが、炭は販売していないところがほとんどです。初心者にとって火起こしは大変ですので、炭などは事前に近くのスーパーなどで購入しておくことをおすすめします。
日中はスタッフが常駐しているか。
初心者ファミリーキャンパーにとっては、相談できる相手がキャンプ場にいることで急なトラブル時に相談することができます。
有料のキャンプ場であれば、基本的にはスタッフが日中は常駐していると思いますが、念の為、確認しておきましょう。
フリーサイトではなく、区画サイト(隣との区切りが明確になっている)か。
フリーサイトとは隣グループとの区切りがなく、エリア内であればどこにどうテントを設置しても良いとというものです。一方、区画サイトはグループごとに区切りが明確になっています。
初心者ファミリーキャンパーにとって、フリーサイトはどこまでどう自由にしてよいのかわかりづらいです。場合によっては、キャンプ場独自のルールがあるのを気づかず、隣グループからクレームが・・・なんてこともあり得ます。
そうならないためにも初心者ファミリーキャンパーは、グループごとに区画が定まっている区画サイトを選ぶのが良いと思います。
キャンプ場選びのポイント【優先度○編】
自宅からキャンプ場まで遠すぎない(片道2時間以内)か。
我が家では初めてのファミリーキャンプで行ったキャンプ場は自宅から片道2時間半かかるところでしたが、1泊2日のキャンプの場合、移動時間で往復5時間を使ってしまうのは勿体ないなと思いました。
初めてのキャンプだからこそ、スムーズに行かないことも多く、できれば2時間以内、理想は1時間程度の場所を選んだほうが、キャンプ自体を楽しめる時間を確保できます。
なれてきた場合、どうしても行きたいキャンプ場、連泊など以外で、特に初めての場合はできる限り移動時間が少ない近場のキャンプ場を利用することをおすすめします。
近隣にスーパー、コンビニなど日用品が購入できる場所があるか。
キャンプ用品とは異なりますが、我が家では過去に下着を忘れてしまうということがありました。
レンタルや売店で販売されていないものを忘れてしまった時のためにスーパーかコンビニの場所が近隣にあるかどうか確認をしておきましょう。
テントサイト(スペース)と駐車スペースが遠くないか(オートサイトか)。
テントサイトと駐車スペースが遠い場合には、駐車スペースからテントサイトまで荷物を運ぶ必要があります。
とても多い荷物を持って何往復かしなくてはなりません。
初心者ファミリーキャンパーの場合、設営に時間がかかります。我が家では1時間あれば十分だろうと思っていましたが、なんだかんだ2時間ほど設営にかかりました。
少しでも遊ぶ時間を確保するためにも、できる限り荷物の運搬などの時間は減らしたいと思います。そのためには、割り当てられた自グループのサイト内、または近くにとめらえる「オートサイト」を選ぶようにしましょう。
万が一、テントサイトと駐車スペースに距離がある場合は、リアカーの貸し出しを行っているキャンプ場もありますのでリアカーを有効活用しましょう。もしリアカーがない場合にも備え、キャリーワゴンを1台持っておくとこのような場合も便利です。
さいごに:キャンプ場を探すときに使えるサイト
ここまで紹介したポイントに気をつけながら、キャンプ場を探して予約してみましょう。
我が家では、キャンプ場を探す際、キャンプ場の予約ができるサイト「なっぷ」を利用しています。口コミも多数掲載されていますので参考になります。
では、早速、ファミリーキャンプのためのキャンプ場予約を始めていきましょう。